あかめがしわ(赤芽柏)   本日から生薬の解説を始めます

日本、台湾、中国の南部に分布する落葉高木樹(5-10m)

初夏に白色の花をつけ果実は9-10月に熟します。



成分

ベルゲニン  アーユルベーダにおいて用いられる薬草の一つであり強い免疫抑制作用を持つとされる

ルチン    柑橘フラボノイド配糖体の一つ多くの国で血管保護の目的で使用されています。

タンニン   収れん剤の一つ粘膜の保護作用を持っています。


利用

樹皮を煎じたものが胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多に効果があるとされます。



薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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