コリアンダー  妊婦が食べると頭の良い子が・・ デトックス が 美容とダイエットに  薬剤師が解説


植物

セリ科の植物で


英語由来のコリアンダー

タイ語由来のパクチー

中国語由来のシャンツアイ(香菜)


複数の呼ばれ方をしています


白い小さな花をつけ


花言葉は

『隠れた才能』


裏に秘めた効果効能を

匂わせているような・・・・

でもとてもかわいい花です



歴史

コリアンダーはその香りが愛され

中東では媚薬として


古代エジプトではミイラと

一緒に埋葬されていたそうで


古代ギリシャ、ローマでも

薬草として


その種子の癒やしの効果を

頭痛薬として用い


妊婦が食べると頭の良い子

が生まれると言い伝えられ

愛されてきました



成分


ビタミンCが豊富で抗酸化効果が

アンチエイジングに

鉄分たっぷりで貧血気味の方に


美白効果の高いクロロフィル

も豊富

クロロフィルも抗酸化効果を

持ちます



ダイエット

尿作用がデトックス効果を

腸の調子を整え

基礎代謝をあげ


美容目的のダイエットハーブ

として

女性人気は絶大です


ひとりごと


韓国の美容専門医たちがダイエットに

糖尿病の新薬を積極的に用いて

いることについて昨日簡単に紹介しました。


アニスシード 最古の医薬書に掲載されている生理不順のハーブ


非常に挑戦的で

個人的には応援したくなります


GLP(グルカゴン様ペプチド)-1作動薬は

血糖値依存的に。。。。。


ということは


副作用である低血糖になりにくい

薬剤であるということ


今回このGLP-1作動薬の錠剤(経口投与製剤)

が日本で承認されました(2020年6月)


ただ薬価収載がまだなので

日本ではまだ医療用医薬品として

発売はされていませんが


気軽に錠剤を服用することで

ダイエット

(GLP-1作動薬は食欲を抑制します)


というのはリバウンドの心配を除けば

大きな進歩だと思います。



この薬の名前はリベルサス錠で

3mg、7mg、14mgの3製剤が

発売予定


一般名はセマグルチド

同時に注射材も開発され、こちらは週1回の皮下に注射する製剤ですでに発売されています。(2020年6月)

商品名はオゼンピック皮下注0.25mg

0.5mg、1.0mgの3種類で


薬価はそれぞれ

オゼンピック™

0.25mgSDキット:1547円

0.5mgSDキット:3049円

1.0mgSDキット:6188円


ちなみにSDは(Single Doseの略)

単回投与を示しているそうです




さて、経口投与製剤(錠剤)ですが


3mg、7mg、14mg製剤の3種類

通常1日1回7mg投与

(リベルサス錠添付文書参照)


一方皮下注製剤は

0.25mg、0.5mg、1.0mgの3種類

通常 週1回0.5mg投与

(オゼンピック皮下注添付文書参照)


どちらも有効成分は同じで

セマグルチド


つまり、単純に計算すると

1週間あたり100倍錠剤のほうが

多く投与しています。


通常セマグルチド(分子量4113.58)

のような大分子量の化合物は消化管を

通過できないのですが


リベルサス錠にはSNACという吸収を

改善するための添加剤が含まれおり

吸収率は低いですが確実に吸収され


そのため、錠剤化することが

可能になったとのこと

新薬情報オンライン参照


何が言いたいのか

ですが


安定して吸収が低ければ問題ない

ですが


100倍も飲んで体調等により

吸収が高くなってしまうと


どんなに低血糖になりにくい

GLP-1作動薬でも

泡を吹いて倒れてしまわないかと・・・・


とにかく新しい薬ですので

予期せぬ副作用は

超えなければならない壁です


韓国の美容専門医たちの

挑戦を見守ってみたい

と思います。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

0コメント

  • 1000 / 1000