茵ちん蒿湯(いんちんこうとう)黄疸に良いとされ、肝臓病に使われます【医療用】


肝臓や胆のうの病気に用いられ。  陽(体力が中等度以上)の患者さんに用いて 蕁麻疹や口内炎にも効果を示します。  含まれる成分のうち大黄は下剤です。  便通をよくすることは肝臓病全般に効果があるといわれています。


効果・効能:

黄疸、肝硬変、じんましん、口内炎などの治療に使用されます。 

副作用:

人によっては、胃の不快感、食欲不振、吐き気、腹痛、下痢などおこします。

 


製剤:
ツムラ茵ちん蒿湯エキス顆粒  2.5g/包


用法・用量:

1日量7.5gを食前または食間に服用

 

成分・分量 

本品7.5g(1日量)には

日局インチンコウ  4.0g 

日局サンシシ    3.0g 

日局ダイオウ    1.0g

上記の混合生薬より製した水性乾燥エキス1.5gを含む 






製剤
クラシエ茵ちん蒿湯エキス顆粒 (2.0g)


用法・用量

以下の量を食前または食間に水または白湯にて服用


成分・分量

本品3包(6.0g)1日量には

日局インチンコウ  4.0g 

日局サンシシ    3.0g 

日局ダイオウ    1.0g

より抽出したエキス1400mgを含む


よく見るとわかりますが、ツムラとクラシエとほとんど同じ成分・分量を含みます



薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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