茵ちん蒿湯(いんちんこうとう)黄疸に良いとされ、肝臓病に使われます【一般用】


漢方では消化管や内臓の炎症を裏熱といいます。  裏熱の状態は口が乾き、尿量が減ります。

茵ちん蒿湯はこのような方の蕁麻疹、口内炎、皮膚のかゆみなどを改善します。


効能・効果:

陽(比較的体力がある)の患者で口喝があり尿量の少ない患者(裏熱の患者)の蕁麻疹、口内炎、湿疹、皮膚のかゆみ

副作用

吐き気・嘔吐,食欲不振などの消化器症状等




製剤:
クラシエ茵ちん蒿湯エキス顆粒 (1.0g/包)


用法・用量: 

1日3.0gを2~3回に分けて食前または食間に服用 


 成分・分量 

 本品3.0g(1日量)には 

 日局インチンコウ  2.0g 

 日局サンシシ    1.5g 

 日局ダイオウ    0.5g 

 上記の混合生薬より製した水性乾燥エキス1.5gを含みます 

    

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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