紫雲膏(しうんこう)漢方薬の塗り薬【医療用】

紫根と当帰が有効成分の塗り薬です。   ごま油、サラシミツロウが基剤、豚脂が界面活性剤です。 特に紫根の紫は衣服につくと取れにくいのでガーゼなどを上にかぶせて使うとよい 


効能・効果

火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷


副作用

発疹、かゆみ等


製剤

ツムラ紫雲膏(100g/瓶)


用法・用量

1日数回適量を直接患部に塗布します。


成分・分量

日局ゴマ油 100.0g

日局シコン  10.0g

日局トウキ  10.0g

上記の割合で得た油製エキス71.2gと

日局サラシミツロウ 27.0g

日局豚脂       1.8g



薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

0コメント

  • 1000 / 1000