アクジツ(悪実)  豊富な食物繊維が美容目的に?

ごぼう(牛蒡、悪実)はヨーロッパ、ヒマラヤ中国などにかけて分布する2年生の草本、日本へは平安時代に薬草として伝わったらしい。


成分

リグニン    高等植物の木化に関与する高分子化合物で不溶性の食物繊維

イヌリン    自然界に広く含まれる多糖類の一種で可溶性の食物繊維

クロロゲン酸  コーヒーにも含まれるポリフェノール


利用

伝統医学で使われた長い歴史があり、根、果実、葉など様々な部分が用いられています。  果実は牛蒡子と呼ばれる生薬で日本薬局方にも収載されています。   風邪や咳の薬とされてきたほか、現在では豊富な食物繊維がダイエットや美容目的で研究されています。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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