ステロイド製剤(リンデロンたち)製剤もいっぱいあって・・?(1)

リンデロンたち(製剤たち)

注射剤  

リンデロン注2mg(0.4%)、リンデロン注4mg(0.4%)、リンデロン注20mg(0.4%)、リンデロン注20mg(2%)、リンデロン注100mg(2%)、リンデロン懸濁注


飲み薬

リンデロン錠0.5mg、リンデロン散0.1%、リンデロンシロップ0.01%


坐剤

リンデロン坐剤0.5mg、リンデロン坐剤1.0mg





製剤たちの説明

効果の出やすい順番に並べてみました。


注射剤

副腎皮質ステロイドの最も効果も副作用もでやすい製剤です。

たくさんの種類がりますが、注射剤の欠点は毎日投与する必要があることです。


静脈内投与

最も効果も副作用も強くでます。(水に完全に溶けていることが必要)

慢性、急性腎不全、気管支喘息、関節リウマチ、リウマチ熱、膠原病、ネフローゼ症候群等に用いられ、通常点滴静注されます。


関節腔内、軟組織内、関節内投与、鼻腔内投与

患部に直接投与できます。(懸濁液もつかえます)

関節リウマチ、変形性関節症、アレルギー性鼻炎等に用いられます


飲み薬

効果も副作用も注射剤についで強くでますが、注射剤のように部位限定的に使うことはできません。


最も飲みやすい錠剤、量が調節できる散剤、子供さんにも飲みやすいシロップ剤が発売されています。

慢性、急性腎不全、気管支喘息、関節リウマチ、リウマチ熱、膠原病、ネフローゼ症候群等に用いられます。


坐剤

日本人にはなじみの薄い剤型ですが、欧米では、病気の種類にもよりますが、日本よりよく使われています。

苦味などがない、吸収が早く、胃酸や消化管粘膜での分解が少ない等のみ薬に勝る製剤ですが、併用薬がないなら、トイレに行くのは不便を感じないかも?


慢性、急性腎不全、気管支喘息、関節リウマチ、リウマチ熱、膠原病、ネフローゼ症候群等に用いられます。 







             

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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