ダイエット製剤 (健康な人は太る???)

ダイエット用の健康食品製剤もたくさん販売されています。


本日から、美容(ダイエット)の健康食品製剤について書いていこうと思っています。



まず最初に人も動物で哺乳類です。   


例えば熊は冬の食糧の少ない時期を乗り越えれるために冬眠をします。   その際栄養は、脂肪として体内に蓄えて置いたものを使います。


脂肪はタンパク質や糖類に比べて、同じ重さで2倍のカロリーを蓄えることが可能です。


また多くの哺乳類は、食べたものを皮下脂肪として蓄え、それでも余れば体脂肪として蓄え食料がなくなっても生き延びられるように進化してきました。


人間も例外ではありません。


昭和初期1930年台の東北地方に起きた大飢饉では飢えた子供が学校にあふれ、女子の身売りで食いつないだとされています。

つまり、日本でも、食料が十分にいきわたるようになって100年もたっていないわけです。


当然、動物の進化が100年で大きく進むわけはありません。

 

健康な人間はまずは皮下脂肪として食べ過ぎた栄養を蓄えます。  そして次に体脂肪として蓄えます。  さらに余れば栄養は内臓脂肪へと進んでいきます。


内臓脂肪レベルになると、高血圧や高脂血症で心臓病や脳血管障害のリスクが高くなるのは現代人ならだれもが知っていることです。


そこでダイエット製剤ですが、極端な例ですが、


猛毒のダイオキシンには体重減少という毒性があります。   これは、食べた食料を栄養として体内に取り込めないために起こります。 


この状態は、体重は減少しますが、決して健康体としてダイエットに成功しているわけではありません。


このように、ダイエット製剤には少なからず健康を損なう恐れのあるものが存在します。


本日から、ダイエット製剤として適切かどうかを、個別に考えていきたいと思います。

明日はカプサイン、唐辛子の辛味成分について解説します


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

0コメント

  • 1000 / 1000