二千年以上前から使われているダイエットサプリがあるんだって!

ギムネマ・シルベスタはインド南部や熱帯アフリカに自生する植物の名前です。


インドでは紀元前から薬として使われていました。


サプリメントとしては、ギムネマ・シルベスタの葉の抽出物が用いられています。


有効成分は「ギムネマ酸」で小腸の中でブドウ糖の吸収を抑制する効果を持ちます。


またギムネマ酸には舌の甘味を感じる部位と結合して、甘みを感じなくさせる作用があり、糖の吸収抑制と合わせて、甘いものに対する欲求自体を抑える作用を有します。


つまり、ケーキやアイスクリームを食べたときに、糖の吸収を阻害するだけではなく、甘みを感じにくくなるため、欲求が次第になくなっていくということです。


ギムネマ酸はグルクロン酸の抱合体でいわゆる配糖体で、ブドウ糖とよく似た構造をしており、同じ輸送経路で輸送されると考えられ、そのため、小腸のブドウ糖の輸送経路を競合的に拮抗して、ブドウ糖の吸収を阻害すると考えられています。


また、舌の甘味受容体とも同様に競合的に結合して甘みを感じにくくすると考えられています。


もちろん、過量摂取は体に良くないのは言うまでもないことですが、すでに何千年間も使われてきたものであり、安全性に関しては高いと思われます。


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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