太らない油って?  薬剤師として解説してみた!

薬の解説からは少し離れて本日は食用油の解説です。


何度も言っていますが、人類が肥満に苦しむようになったのは先進国でもここ100年ほどのことです。


すぐご近所の将軍様の国は今でも食糧難だそうで、一般市民は【ダイエット】という言葉の意味が理解できないそうです。


人間は効率よくエネルギーを吸収し、体内に蓄積するようにできています。


しかし。肥満を軽視してはいけません。


油といえば

図のようにグリセリンに3つの脂肪酸が結合したもの


脂肪酸トリグリセリド


です。


大豆油、サラダ油、オリーブ油などのいわゆる食用油の脂肪酸は


炭素数が12以上の長鎖脂肪酸です。


長鎖脂肪酸トリグリセリドはエネルギーとして体脂肪にかわりやすいものです。


一方、中鎖脂肪酸(炭素数5-12)でできた油


は体内に蓄積されにくく体脂肪になりにくいとされています。


この原理を利用した油がヘルシーリセッタ™で、日清オイリオから発売されています。



最後に、

適切なダイエットの知識を一緒に増やしていきましょう!

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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