ホアハウンド  古代から咳止めとして使われてきたハーブ


植物


ヨーロッパ、西アジア

原産のシソ科の多年草です。

ハーブとしては全草を利用します。


6~9月に開花し、

白いかわいらしい

小花をつけます。


ハーブとして用いる

ホアハウンドはこの白い花の

ホワイト ホアハウンドを

さします。


歴史


古代エジプトですでに咳止めとして

使われていた記録が残っており

ホアハウンドの名前はエジプトの

空と光の神「ホルス」が語源だ

そうです。


また古代ローマの学者ケルルスが

その著書「医学論」に呼吸系疾患の

治療薬と書いています。


現代でも世界一ののど飴

ヴィックスドロップにも

配合されています。


時代を超えて愛されるせき止め

のハーブですね



成分

ビタミンC、フラボノイド、

サポニン、ステロール、タンニン

モノテルペン、ジテルペンなどが

含まれています。


鎮咳、去痰作用があり

咳止めの効果があると

言われています。


葉と茎をすりつぶすと

ハッカに似た匂いがすること


また苦味成分マルピインを含む

ことから和名では

『苦薄荷(ニガハッカ)』

と呼ばれています


ダイエット

ホアハウンドのお茶の

リラックス効果はストレスを

軽減し、ダイエット効果を

示すといわれています。


苦味成分 マレピインには

消化促進効果をしめし


コレステロールを下げる

血糖値を下げる効果も

示すといわれています

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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