アンジェリカ  天使のハーブ、女性のためのハーブと呼ばれるハーブ



植物


アンジェリカはアルプス、ピレネー

ヒマラヤなどが原産で寒冷地を

好んで自生します。


北欧では寒冷地に強い

貴重な野菜として

食用に栽培されています。


開花期は6~8月で

散形の花序をつけて

白い花を咲かせます


花言葉は

『感謝』

『感動』

『花道』

など



歴史


アンジェリカという名前の

由来はラテン語で天使

『Angelicus』です


疫病が流行したときに

ひとりの修道士の夢に

天使が現れアンジェリカが

疫病に効くことを教えた

という伝説が残っています


ヨーロッパでは

古くから薬用として

用いられ


天使のハーブ

精霊の宿る根

魔女の言葉


などと呼ばれ聖なる植物

と信じられています


もともと寒冷地原産ですが

バイキングにより、北欧を

経由して現在のように

ヨーロッパ中に伝わったそうです


成分

フィトステロール

種々の精油を含み

胃液や胆汁の分泌を促進


消化不良や食欲不振に

効果があるとされます。


体を温め、発汗する作用が

あり、冷えをやわらげてくれます

またアンチエイジング効果もあり

女性のためのハーブと呼ばれ


中国やインドでは

女性の生殖器の強壮薬として

用いられてきました。


ダイエット


女性ホルモンの調節作用

消化管機能の調節作用

体を温める作用などが

ダイエットに役立つと考えられ


またデトックス効果

利尿作用によるむくみとり

効果もダイエットに役立つと

考えられています。


独特の香りと強い匂いがあり

飲みやすくはないハーブティー

なので他のハーブとのブレンドを

おすすめします


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

0コメント

  • 1000 / 1000