アイブライト  眼精疲労を解消するといわれるハーブ


植物


半寄生植物で牧草地などの

植物の根に寄生して栄養分

を吸収して成長します。


『eye bright(輝く目)』

の名前の通り視力をよくする

と考えられていたことから

ついた名前です


ヨーロッパ原産の1年草で

夏から秋にかけて小ぶりですが

美しい花を咲かせます。


花言葉は

『献身』

です。



歴史

アイブライトは古代ギリシャの

学者が眼感染症の外用薬

として処方されていたそうです。


アイブライトの花の紫と黄色の

斑点および縞は、充血した目とよく

似ていることから名づけられた

という説もあります。


フランスでは『Casse 

Lunette(眼鏡の壊し屋)』

と呼ばれています。


14世紀の医学書にはすべての

眼病に効果があるとされ

結膜炎や眼瞼炎の治療薬として

使われていました。


成分

アウクビンなどのイリドイド

配糖体やケルセチン、タンニン

などのフラボノイド類が

含まれています。


ケルセチンはビタミン類似

物質と呼ばれ重要な生理作用

を持った化合物です


ケルセチンは毛細血管を

強化し、血流を改善する

効果を持つほか


抗炎症作用も持つと

いわれています。


ただ、目の外用剤として

使うと感染症を引き起こす

可能性がFDAにより報告されて

います。



ダイエット


アイブライトは血糖値を

下げることが報告されて

います。


さわやかで癖のない

風味のアイブライトティーは

リラックス効果がストレスを軽減

ダイエット効果を持つと

考えられています。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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