安中散 (あんちゅうさん)【一般用】 漢方胃腸薬の代表選手です。

陰陽でいうと陰の腹部の弱い人の胃痛をはじめ、吐き気、胸焼けなどに使われます。

中医学の治療の目的は病気を消し去るために身体全体を診るということです。 安中散は水分停滞を治して吐き気などに効果を示します。


効果

神経性胃炎,慢性胃炎,胃腸虚弱 効能関連注意 


副作用

発疹、発赤、かゆみなどが報告されています。 




製剤
ツムラ安中散エキス顆粒
1包1.875gのエキス顆粒


用法・用量

1日2回1回1包(1.875g)


成分・分量

本品3.75g(2包1日量)中 下記混合生薬0.75gを含む

ケイヒ    2g

エンゴサク 1.5g

ボレイ   1.5g

ウイキョウ 0.75g

カンゾウ  0.5g

シュクシャ 0.5g

リョウキョウ0.25g




製剤
クラシエ 安中散量エキス顆粒
1包1.875gのエキス顆粒


用法・用量

1日3回1回1包(1g)


成分・分量

本品3g(3包1日量)中 下記混合生薬エキス0.6gを含む

ケイヒ   2.0g

エンゴサク 1.5g

ボレイ   1.5g

ウイキョウ 0.75g

カンゾウ  0.5g

シュクシャ 0.5g

リョウキョウ0.25g


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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