越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)のどがかわき、むくみがあり、尿量が減少し、尿が出にくい患者さんにんに使われます【一般薬用】


越婢加朮湯は陰・陽でいえば陽の患者さん。 比較的体力のある初期の症状の患者さんに用いられます。

 気・血・水でいえば『水毒』の患者さん、 水毒は体内の水分のバランスの崩れた状態(過不足による)を指します。

 このような患者さんに用いられます。


効果・効能 

腎炎、ネフローゼ、脚気、関節リウマチ、夜尿症、湿疹 


副作用

吐き気、食欲不振、胃部不快感


製剤
クラシエ越婢加朮湯エキス顆粒2
 

用法・用量 

1日6.0gを3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。

 

 成分・分量 

 本品6.0g(3包)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.25gを含有する。  

 セッコウ   6.0g 

 マオウ    4.0g

タイソウ   2.25g 

 カンゾウ   1.5g 

 ショウキョウ 0.75g

ビャクジュツ  3g

 本漢方薬はイチゲン・JPSも販売していますがここではクラシエのみを紹介しました。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

0コメント

  • 1000 / 1000