アンチエイジング(女性編 4)ヒルドイドクリーム
ヒルドイドは、高い保湿効果を持ち血流促進効果を持つためアンチエイジングには欠かせない薬といえます。
何度も繰り返しますが保湿効果は科学的に証明されたものです。
さて今日は最後に残ったヒルドイドクリームについてです。
この製剤は1947年ドイツのルイトポルド・ウエルク製薬にて最初に発売された時のままの製剤です。
このクリーム剤はO/W型の乳剤でヘパリン類似物質は外側の水の相に溶けています。 つまり、粘性を高めるだけの目的でクリーム製剤としてあります。
合成の高分子添加剤の発達した現在、粘性を高めるものは非常に多く、クリーム剤とすることで粘性を高めるというのは時代遅れの感があります。
古いものが悪いと言っているわけではありませんが、この複雑な処方のクリーム剤を使うくらいならソフト軟膏を使った方が良いと思います。
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