アンチエイジング(女性編 6)ヒルドイドのスプレー?

ヒルドイドの主成分、ヘパリン類似物質はドイツのルイトポルド・ウエルク製薬会社が

1949年に開発しました。


ヘパリンを多硫酸化することにより水溶性に富んだムコ多糖となり角質層水分保持増強作用とそれに基づく皮脂欠乏症に効果を示しヘパリンの血液凝固阻止作用がお肌の血行促進に貢献します。


そして、ヒルドイドには多くのジェネリック薬が存在しますが、しかし、先発のヒルドイドにはない製剤をジェネリック薬メーカーは発売しています。


それは、スプレー剤です。


この先発メーカーの出していない製剤を発売する際には、いわゆるジェネリック薬の発売時に求められるデータとは異なる区分の申請が要求されます。


いわゆる剤型追加のデータを出せば、剤型新薬、用法や、効果効能まで申請する場合は、ほとんど新薬に近い臨床試験が要求されます。


このヘパリン類似物質外用泡状スプレーはまさに新薬に準じる臨床試験を行った製剤ですので。


薬価は単なるジェネリック薬とっは比べ物にならないくらい高い先発薬の7割くらいの薬価がついています。


そこで、ヘパリン類似物質泡状スプレーの処方をしらべてみると、ほぼビーソフテンローションと同じ処方で、スプレー缶に詰めた製剤でした。



処方はありふれたものでしたが、先発メーカーが発売していない領域に踏み込んだ意欲的な製剤と言えると思います。


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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