漢方薬(その11)当帰芍薬散 肝斑 実はラッキー・・・

当帰芍薬散とは

当帰芍薬散は女性の聖薬といわれ月経トラブルを始め女性特有の様々な症状に広く効果を示し、


またストレスの緩和効果もあります。色白で痩せ型で体力のあまりない(虚証)人に用いられます。


効果

当帰は血行を良くして貧血を改善し、芍薬は、生理痛や肩こりなどをやわらげる生薬です。

比較的若い人で胃腸の弱い人の肝斑治療に用いられます。


シミや肝斑、肌荒れも含めてこれらは美容の大敵です。


ストレスが大きな原因です。


もちろんストレスのない生活が理想ですが現代の社会生活では無理なことですから漢方薬をうまく使って健康美人を目指しましょう。


成分

当帰芍薬散は

シャクヤク 4.0g

ソウジュツ 4.0g

タクシャ 4.0g

ブクリョウ 4.0g

センキュウ 3.0g

トウキ 3.0g

7.5g中に上記割合の混合生薬の

乾燥エキス4.0gを含有します。


最後に

当帰芍薬散ですが、皮膚科領域では肝斑治療薬として処方されますが、これはシミや肌荒れなどは病気とはみなされず、健康保険が使えないためです。


若い女性で、肝斑が出始めたら落ち込まず、皮膚科に行きましょう。


月経トラブルやストレスが原因なら、多くの肌トラブルも一緒に治すこの薬を処方してもらえます。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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