顆粒についての誤解  ぜひ読んで・・・・・・・

錠剤やカプセルに比べて効果の発現が早いと書かれているものをみるがこれは間違い。

両方発売されている薬はたくさんある。

錠剤やカプセルと効果が変われば、医師も薬剤師も困ってしまう。


当然効果に差のないことを臨床試験を行い発売する


顆粒剤のメリット

① 錠剤やカプセルは個数で調整するが、顆粒剤なら重さで正確な量を飲ませることができる。

② 錠剤やカプセル剤が飲み込めない患者さんに飲ませやすい。(要介護者など)


顆粒剤の欠点

① 飲みにくい(普通の人には)

② 薬によるが、苦いものが多い



顆粒剤の作り方

10%顆粒の場合、有効成分は10%で残りの90%は添加剤。

① 有効成分を正確に測る

② 重量調整には乳糖やマンにトールなどの糖類やセルロースなどの合成の繊維を使う。

③ 苦味を消すために甘味料(スクラロース、アスパルテーム等)を加える。

④ 粉末を顆粒状にするための糊として合成の高分子セルロースを水に溶かす。

⑤ ①~③をよく混ぜてから④を加えてゆっくり混ぜて粉末を顆粒状にする。



顆粒剤の欠点は味がよくないこと、利点は量の調整が細かくできること。















薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

0コメント

  • 1000 / 1000