糖尿病の薬 まとめてみた(^_-)-☆ ①飲み薬編

糖尿病の薬=血糖値を下げる薬 

現在上記以外の糖尿病治療薬は存在しない。


①インスリンを出しやすくなる(飲み薬) 


①-1 SU剤    アマリール

①-2 グリニド系 ファスティック  グルファスト

①-3 DPP4阻害薬 ジャヌビア、グラクティブ 


①-1 SU剤はサルファ剤(合成抗菌剤)から発展した。  サルファ剤は第2次大戦前に合成され、サルファ剤(スンホンアミド基)からSU剤(スルホンウレア基)を持つ化合物へと進化した。



スルホンアミド基(上図)⇒スルホンウレア基(下図)

なんとなく似てるなと思っていただければ結構です。


①-2 グリニド系は膵臓に直接作用してインスリンの分泌促進を行う。



①-3 DPP4阻害薬  インスリン分泌促進ホルモン(インクレチン)を分解する酵素DPP-4の働きを阻害⇒インスリンの分泌促進


DPP4の立体構造



② インスリン感受性改善薬

②-1 ビグアナイド系 メトグルコ

②-2 チアゾリジン系 アクトス


①-1 ビグアナイド系 インスリン抵抗性改善、筋肉や脂肪組織での糖の取り込み促進

②-2 チアゾリジン系 筋肉、脂肪細胞、肝臓での糖の取り込み促進 



③ 糖の吸収排泄阻害薬

③ α-グルコシダーゼ阻害薬  グルコバイ、ベイスン


③ αグルコシダーゼ阻害薬  糖⇒グルコースへの変換を阻害して糖の腎臓での再吸収を遅らせる



以上の3種類です。



最後に

日本人には欧米人に見られるような極端な肥満は例が少ない


決して糖尿病患者数が欧米人と比較して少ないわけではない。


適度な運動と控えめな食事を!

高血圧と同じ当たり前の結論

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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