糖尿病の薬 まとめてみた(^_-)-☆ ②注射編

糖尿病の薬=血糖値を下げる薬

現在上記以外の糖尿病治療薬は存在しない。



① インスリン補充療法


①-1 超速攻型  ノボラピッド、ヒューマログ

①-2 即効型   ノボリン、ヒューマリン

①-3 中間型   ノボリンN、ヒューマリンN

①-4 持効型   トレシーバ、インスリングラルギン

①-5 混合型   ノボリンミックス、ヒューマリンミックス


①-1 超速攻型  食事の直前に注射する製剤 インスリンの速攻型誘導体を用いた製剤

 ①-2 速攻型   食事の30分前に注射する製剤 昔から使われているいわゆるインスリン製剤

 ①-3 中間型   毎日同じ時間に1日1回 インスリンにプロタミン亜鉛を加えて懸濁化(水に溶けないように)させて①-2よりゆっくり効果がでるようにした製剤

①-4 持効型   毎日同じ時間に1日1回 インスリンの持効型誘導体を用いた製剤

①-5 混合型   超速攻型または速攻型と中間型を混ぜた製剤で注射の回数を減らすことができる。


以上インスリンを直接注射する製剤で基礎分泌の補助に使う製剤(①-3、①-4)と追加分泌に使う製剤(①-1、①-2)およびその混合型①-5がある


② GLP-1誘導体製剤

 DPP4阻害薬と同じくインクレチン(インスリンの分泌を促す生体内物質)製剤で膵臓に直接作用してインスリンを出しやすくする。


②-1 1日1回タイプ ピクトーザ、バイエッタ

②-2 1週間に1回タイプ ビデュリオン、トルリシティ



GLP-1の体内消失は非常に速いので1日1回または1週間に1回の注射用に改良したGLP-1誘導体製剤

ただしビデュリオンはバイエッタを1週間に1回に製剤的に改良した製剤


最後に

近年の注射針は細くてあまり負担のないタイプが次々と開発されてきています。


Ⅰ型糖尿病(自己免疫疾患)の患者さんにとっては喜ばしいことだと思いますが、90%を超えるⅡ型糖尿病(生活習慣病)の患者さんの安易な使用は糖尿病自体の進行を早くする。


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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