ウィルスとの戦い(第1回)ワクチン 薬剤師としてまとめてみた!

人類の歴史は飢餓や伝染病との戦いと言っても過言ではない。


大げさだなあと思わないでください。

ペストやコレラの大流行はしばしば人口構成に影響を与えるほど猛威を振るいました。


これらの原因は細菌で、抗生物質の登場で大流行は発生しにくくなりました。



ワクチンの重要性

1918-1919   ヨーロッパを中心に大流行したスペイン風邪(インフルエンザ)によって約2500万人が死亡しています。


この数字を同時期に起こった戦争における死者数と比較してみると


1914-1918  第一次世界大戦による死者数、約1000万人


そのすさまじさを実感することができます。



ワクチンの歴史

1796年ジェンナーがウシの天然痘である牛痘の膿を用いて種痘を発明しワクチンの歴史は始まりました。


そして


1980年 天然痘の撲滅がWHOによって宣言されました。


現在日本で使われているワクチンを以下に列挙してみました。



生ワクチン

BCG、ポリオ、天然痘、麻疹、風疹、おたふく風邪、帯状疱疹、黄熱、ロタウィルス



不活化ワクチン 

インフルエンザ、肺炎球菌、Hib、狂犬病、コレラ、日本脳炎、百日咳、A型肝炎、B型肝炎、HPV


すべての伝染病の撲滅のため、ワクチンの積極接種に協力しましょう!


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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