ウィルスとの戦い(第2回)抗ウィルス薬 薬剤師として解説してみた
抗ウィルス薬の歴史は浅く人類初の抗ウィルス薬アシクロビルを創薬したガートルード、B、エリオン(女性)は1988年にノーベル賞を受賞しています。
ヘルペスウィルス⇒アシクロビル、バラシクロビル
インフルエンザウィルス⇒タミフル、イナビル、ゾフルーザ
エイズウィルス⇒アジドチミジンをはじめ28種類
肝炎ウィルス⇒ハーボニー配合錠(C型)テノゼット、バラクルード(B型)
と多くの抗ウィルス剤が使われています。
特にC型肝炎ウィルス治療薬のハーボニー配合錠は治癒率が95%超えており、使用した患者さんの多くが再使用をすることがありません。
そのため、非常に高い薬価が付けられた薬でしたがすでにその売り上げは大きく減少を始めています。
いずれWHOにより、抗ウィルス薬を用いて初の感染症の撲滅宣言がだされるかもしれませんね。
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