泌尿器科の薬(その7)ハルナール™錠

本日紹介する薬はハルナール™錠です


有効成分はタムスロシン塩酸塩で作用機序はアドレナリンα遮断薬です。


α遮断薬は排尿障害以外にも降圧薬として用いられますが、タムスロシンはα1の選択的遮断薬でとくに前立腺や尿道に選択的に作用するのが特徴です。


ハルナール™錠


【有効成分】 タムスロシン塩酸塩


【製剤】  ハルナールD™錠 0.1mg/ハルナールD™錠 0.2mg


【薬価】  ハルナールD™錠 0.1mg  52.6円/錠

      ハルナールD™錠 0.2mg  95.3円/錠


【用法、用量】 1日0.2mgを 1日1回 経口投与する


【薬効】   前立腺肥大に伴う排尿障害


【副作用】  意識不明(血圧低下に伴う)、肝機能障害


【作用機序】  α1遮断薬


最後に

α遮断薬で血圧降下薬としても使われる系統のお薬です。  タムスロシンは特に前立腺や尿道に選択的に作用します(選択的α1遮断薬)。  また持続性があり1日1回の服用でOKです。


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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