泌尿器科の薬(その8)ユリーフ™錠

本日紹介する薬はユリーフ™錠です。


有効成分はシロドシンで、昨日紹介したハルナール™(タムスロシン)にくらべより前立腺や尿道平滑筋への選択性が強く排尿障害に効果的です。


作用機序はハルナール™と同じく選択的α1遮断薬です。


先ほど書いたように前立腺肥大による排尿障害にはハルナールより効果的ですが、1日2回の服用が必要です。


ユリーフ™錠

【有効成分】シロドシン


【製剤】 ユリーフ™錠2mg、ユリーフ™錠4mg

     ユリーフOD™錠2mg・ユリーフOD™錠4mg


【薬価】 ユリーフ™錠2mg・ユリーフOD™錠2mg   35.8円

     ユリーフ™錠4mg・ユリーフOD™錠4mg   69.6円


【用法、用量】 1回4mgを1日2回経口投与する。


【薬効】  前立腺肥大に伴う排尿障害


【副作用】  意識不明(血圧低下に伴う)、射精障害


【作用機序】 α1遮断薬



最後に

選択性はハルナール™錠より高いのですが、副作用も下半身に、、、、

当たり前ですが。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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