病院でもらう軽症の薬はセルフメディケーション(ドラッグストア)で?

日本経済新聞は「医師処方の市販類似薬、患者負担上げ厚労省が検討」という記事を2019年8月21日掲載しました。


この案は健康保険組合連合会が8月19日に厚労省に花粉症治療の一般用医薬品(OTC)を保険適用から除外したり自己負担率を上げたりするように厚労省に提案したことから始まっています。


この記事に関しては2019年8月28日の中央社会保険医療協議会の中で公式に厚労省は否定して

 います。 マイナビDOCTOR 2019.0829



ただこの記事の背景にあるのが、欧米では一般用医薬品(OTC)化するのはセルフメディケーションのためであるとの考え方が主流でOTC化された薬はドラッグストアで買うのが常識だからです。


例えば、韓国ではほとんどの抗アレルギー薬がOTC化されて皮膚科の数が減り美容皮膚科の数が増えたことは有名です。


今後の厚労省の方針は不明ですが、長い目で見るとセルフメディケーションの重要性は増していくと思われます。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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