アレルギー性結膜炎って花粉症のこと?


アレルギーの起こる原因は花粉やハウスダストなど、アレルギー性結膜炎では目のかゆみや充血などが生じます。


本日はアレルギー性結膜炎に使う点眼薬の紹介です。


アレジオン™点眼液0.05% 

一般名 

オロパタジン

用法、用量  

1日4回

作用機序  

ヒスタミンH1拮抗薬

薬価  

356.3円


アレジオンLX™点眼液0.1% 

一般名

オロパタジン

用法、用量  

1日2回

作用機序   

ヒスタミンH1拮抗薬

薬価 

712.6円


パタノール™点眼液0.1%  

一般名

エピナスチン

用法、用量  

1日4回

作用機序  

ヒスタミンH1拮抗薬

薬価

178.6円 


リボスチン™点眼薬0.025% 

一般名

レボカバスチン

用法、用量  

1日4回

作用機序 

ヒスタミンH1拮抗薬

薬価 

リボスチン™点眼液0.025% 117.9円

レボカバスチン塩酸塩™点眼液0.025% 73.4円


ケタス™点眼薬0.01% 

イプジラスト

用法、用量  

1日4回

作用機序  

ホスホジエステラーゼ阻害薬

薬価  

786円


リザベン™点眼液0.5% 

一般名

トラニラスト

用法、用量 

1日4回

作用機序  

白血球からのヒスタミン遊離抑制

薬価   

リザベン™点眼液0.5% 556.2円

トラニラスト™点眼液0.5% 332.8円  


インタール™点眼液2%  

クロモグリク酸Na

用法、用量 

1日4回  

作用機序  

免疫細胞からの化学伝達物質の遊離抑制

薬価  

インタール™点眼液2%     585円

クロモグリク酸Na2%点眼液  345.6円 


最後に

さて、多くの点眼剤に防腐剤、塩化ベンザルコニウムやホウ酸等が含まれています。 

2001年発売のリボスチン™点眼液には重大な基本的注意として

”ソフトコンタクトレンズ装用時の点眼はさけること”

と記載されています。


かつて使い捨てコンタクレンズのなかった頃、レンズ表面に蓄積した防腐剤は角膜を損傷するものでした。


現在2週間使い捨てタイプのコンタクレンズを使用されている方も多いと思われます。

装着液の目的はタンパクの除去と殺菌で点眼剤の防腐剤よりもはるかに刺激性の強い添加剤が使われています。


更にOTCでも医療用でも点眼剤は医薬品です。  使用可能な添加剤は限られています。  一方装着液は医薬部外品で、はるかに刺激性の強いものも添加可能で表示義務もありません。


外してからお使いくださいが今でも正解なのかなあ?

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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