新しい緑内障治療薬 エイベリス™点眼薬ってどんな薬?
プロスタグランジン系の緑内障の治療薬は眼圧を下げる効果が強く、重篤な副作用が少ないため第一選択薬として使われます。
ただ、色素沈着や瞼のくぼみなど見た目の副作用がありました。 エイベリス™点眼薬の特徴はこうした副作用が少ないとされていることです。
エイベリス™点眼液0.002%
一般名
オミデネパグ イソプロピル
用法、用量
1日1回 1滴/回
作用機序
プロスタグランジンE2受容体への選択的作動薬
禁忌
白内障手術後の患者
タフルプロスト(タプロス、タプコム)との併用使用
重大な副作用
黄斑浮腫による視力低下、視力障碍など
副作用
結膜充血等
注意事項
点眼後、まぶしくてみえにくくなることがあるので運転をさけること
最後に
かなり改善されてきたかもしれませんが、MRさんの目的は営業活動です。
副作用に注意して用いることによって古い薬でも新薬に勝る効果を示すものは数多くあります。
エンドユーザーに近い職業の人間は常に考えておく必要があります。
現在の製薬会社の研究所では従来治らなかった病気を治す薬の研究開発が進んでいます。 ただ膨大な研究開発費用を賄うため、非常に高価な薬となる傾向があります。 しかし技術は進歩します。
当初は非常に高価だった抗体医薬も現在は純度も高く値段も安くなり、がん治療のみではなく
関節リウマチや喘息、重度のアトピーなどにも利用されています。
もとはヒト抗体なのですから自己免疫疾患に使われるのは本来の姿ですよね!
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