ハーブティー  古くから薬として使われてきたラベンダー


 ラベンダーの良いにおいはリナロール、酢酸リナリルが主成分です。


 これらは、ビタミン類と類似の構造をしており、鎮静作用を持つと言われています。


 ラベンダーの香りにはリラックス効果があり、安眠に導いてくれます。


 さて、地中海沿岸、インド、北アフリカなど世界中で薬として古くから用いられてきました。


 不安、不穏、不眠、うつ症状、精神安定、鎮痛効果があるとされ、伝統療法のお薬の代表選手です。


 2012年、医学的にその効果を確かめる大規模な臨床試験が行われ、ロラゼパムよりは弱いが抗不安効果が確認されています。


 ラベンダーは精油成分の他、タンニンやフラボノイドなどの成分を含みます。


 月経痛、高血圧、頭痛、にきび、がんなど古くから伝承されてきたラベンダーの薬効ですが、科学的に証明できたものは抗不安効果のみでした。


以上はラベンダーに含まれる成分の解説でしたが、


ラベンダーティーとして楽しむことにより、美容と健康、食欲増進などに効果があるとされています。

薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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