リンデン   快眠と脂肪燃焼がダイエットに、女性の味方と言われるハーブ  


植物


日本や中国の仏教寺院に

植わっているボダイジュは


シナノキ属の 

 「ティリア・ミケリアナ」 

 という品種です。  

西洋やアメリカのシナノキ属より

樹高が低めです。


ヨーロッパ原産のシナノキ属は 

 「ティリア・ユーロパエナ」 

(和名:セイヨウシナノキ) 

という品種が最も一般的で

日本語で「菩提樹」と呼ぶのは

この樹です。  


ドイツ語のリンデンバウムも

ほぼこの品種を指します。


有名なドイツ・ベルリンの

ウンター・デン・リンデン大通りの

街路樹や、シューベルトの歌曲

「菩提樹」もこの品種です


英語のリンデンも、一般的には

この種のことです。


 ただし、アメリカ原産シナノキ属

の代表種だけは、英語で

「バスウッド」と呼ばれています。


和名も「アメリカシナノキ」で、

「菩提樹」と訳される

ことはありません。


リンデンの

開花期は6~7月に

黄色い花を咲かせます。


花言葉は

『夫婦愛』

『結婚』

『結ばれる愛』

などです



歴史


ブッダがその根本で悟りを開いた

いわゆる聖樹は、実はシナノキ属

とは全く別のクワ科

イチジク属の樹木です。


西洋では両者は完全に別物扱い

されており、名称も別です。 


なぜか、仏教寺院では

ずっとシナノキ属のほうが

聖樹のままになっています。


ギリシャ神話の中に、

リンデンの由来となっている

逸話があります。 


“王神ゼウスと妻ヘラが、

旅先で、貧しい人間の

老夫婦の心を尽くしたもてなし

に感嘆します。


褒美を与えようとすると、

夫婦は 「死後もお互いが離れ離れ

にならないようにしてください」

 と願いました。


ゼウスは夫フィレモンを樫の木に、

妻バウキスをリンデンに変えて、

2本の樹がずっと寄り添って

いくようにしました。


” ヨーロッパでは

この話が広く知られ、

リンデンは「夫婦の絆」や

「幸せな結婚」の象徴という

意味を持つようになりました。


花言葉の由来も

すべてそこからきています。


成分

フラボノイド配糖体

(ルチン、ヒペロシド、

ティリロシド)

粘液質

(アラビノガラクタン)、

タンニン、フェノール酸

(カフェ酸、クロロゲン酸)

精油など


リンデンには、ハートを開く

効果があるとされます。


リンデンのハーブティーには、

花と葉、苞を含めた

「リンデンフラワー」



木質部の「リンデンウッド」

があり、それぞれ効能・効果が

異なっています。


 リンデンフラワーには

ほのかに甘い香りがあり、

高ぶった気持ちを落ち着かせ、

神経の緊張を鎮め、

精神的なストレスを

和らげてくれます。


心臓の鎮静効果もあり、

動悸を鎮めてくれます。


また、ストレスからくる

頭痛や高血圧、動脈硬化の予防

にもよいと言われています。



ダイエット


さて、リンデンウッドですが

には利尿効果や脂肪を分解する効果

があり、体内の老廃物を排出して

くれることからダイエットにも

効果的です。


リンデンはこころをリラックスさせて

快眠をもたらす効果が有名

なハーブですが


その良い匂いの

成分(ファンネソール)には

脂肪燃焼を助ける作用が

あると言われています。


特にリンデンの場合蓄積した

脂肪分の分解に効果を示す

脂肪分の吸収を抑制する


などの効果が

あるとされており


利尿作用とともに

新陳代謝を活発にしてダイエットに

最適といわれています。




ダイエット目的なら

ルイボスティーとのブレンドなど

はいかがでしょうか?


4種類の中から選べるハーブは
ブレンドが簡単で
その時の気分でブレンドを変えれます。

わたしのおすすめは

ルイボスティーとの

ブレンドですが、、、



ハーブの効果は性別、年齢、体質など

だけではなくその目的や

いろいろな素因で異なってきます。



問診により組み合わせを選び、

最適な処方を決めてゆくのですが



最適なものが見つかればOK

見つからなくても教えていただければ

参考にさせていただきます



薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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