レモンバーム  香りがよく、美容やダイエットに! またアンチエンジングに使われる女性に人気のハーブティー 薬剤師が解説


植物

レモンバームは東地中海地方

原産の植物ですが現在では

世界中で育てられています。


古代このハーブはハチミツを

とるために栽培されていました。


レモンバームの別名メリッサは

ギリシャ語で『ハチミツ』を

意味します。


50~80cmほどの高さに成長し

茎は四角く縁がギザギザの葉からは

レモンの香りがします。


開花期は6、7月でミツバチ

の好む白い小さな花を咲かせます


花言葉は

『思いやり』

『道場』

です


歴史

古代ギリシャ時代から

気管支炎、熱、頭痛の薬

として利用されてきたため


『長寿のハーブ』

『活力のハーブ』

などと呼ばれます。


ヨーロッパでは古くから使われ

アンチエイジングや

リラックス効果など


美容目的で使われることの

多いハーブティーです。



成分

ポリフェノール、タンニン

フラボノイド、ロスマリン酸


良い匂いの成分はシトラール

という精油成分です。


シトラールには抗菌作用や

抗炎症作用、鎮痛作用や鎮静作用

があります。


精油成分は量はすくないのですが

有効成分を多く含むため

『メリッサ・トゥルー』

呼ばれ、大変効果です


ダイエット

レモンバームはリラックス効果

があり、ストレス太りを

防止します。


また消化器系の不調にも

対応し、消化不良をやわらげ

内臓機能を強化します。


また生理不順にも効果ある

とされ血のめぐりを改善

基礎代謝を上げてダイエットに寄与

すると考えられています



記憶力を高める効果がある

ともいわれており、

他のハーブの香りづけとして

時々ブレンドしてその香りを

楽しんでいます




肝心のダイエット効果ですが


ポリフェノールが豊富で

脂肪燃焼を助ける


フラボノイドが豊富で

血液循環を改善

基礎代謝をアップする


利尿作用がデトックスを助ける


単品でもダイエット効果は

期待できますが


カモミールとのブレンドなども

良いのではと思います。


女性に人気のダイエットハーブの

組み合わせですが


独占させておくのは

もったいない気がします。


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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