ハイビスカス  美容目的のダイエットに女性に人気のハーブ 薬剤師が解説


植物

ハイビスカスはアフリカ原産で

熱帯に咲く植物です。



ハイビスカスの語源は

古代エジプトの女神hibis

(ハイビス)とギリシャ語の

isko(似る)を合わせた

言葉だそうです。


ハイビスカスは日当たりの

良い保水性の高い土壌に育ちます。


熱帯の植物なので、寒さに弱く

7~9月にかけて花を咲かせます


咲いた日には

散ってしまうはかない

花です。


花言葉は


赤いハイビスカスは

『常に新しい美』

『勇敢』


白いハイビスカスは

『艶美』


英語では

『delicate beauty(繊細な美)』

と表現されます。


歴史

古代エジプトでは

クレオパトラがハイビスカスティー

を飲んでいたという

記録が残っています。


ただ、赤いハイビスカスティーは

性欲や愛情を高めると信じられ

古代エジプトでは一般の女性

が飲むことは禁じられていたそうです。


ハワイ州の花はハイビスカス

ですが

ハワイアンハイビスカスの歴史は

20世紀に入ってからだそうで


ハワイの固有種コキオ・ウラと

中国産のブッソウゲを掛け合わせて

できたそうです。


映画『フラガール』で有名な黄色の

ハイビスカスはハワイの固有種で

マオ・ハウ・ヘレというそうです


成分


ハイビスカスティーは

ビタミンCが豊富で

アンチエイジン効果を持ち


美容目的のダイエットに

使われます。


同じくカリウムは利尿効果をもち

デトックスを行うとともに

腎臓の機能を改善します。



ダイエット


カリウムが腎臓を保護するとともに

ペクチンは腸をすっきりさせ

便秘の解消を行い

消化管機能を改善します。


これらの作用は内臓を強化し

いわゆる軽度の運動と組み合わせ

インナーマッスルを強化すると

基礎代謝を上げると考えられて

います。



また、ハイビスカスティーに

含まれるハイビスカス酸は

糖の吸収阻害作用を持つとともに


悪玉コレステロール(LDL)の

血管壁への蓄積を抑制血流をよくし

基礎代謝を改善します。


ハイビスカスティーは赤く綺麗

ですが、すっぱくて

あまり私好みの味ではありません


美容目的でのダイエットが目的の場合

ローズヒップとのブレンドティー

などはいかがでしょうか?


個人的な感想ですが・・・・・・・・・




薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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