チコリ  メディカルハーブとしても使われている強いデトックス効果が体内を浄化して美しくダイエット!  薬剤師として解説してみた  


植物

チコリはキク科の植物で

ヨーロッパ~西アジアが原産地

紫色のかわいい花を咲かせます。


【キクアレルギーの人は注意】


花言葉には

『質素』

『待ちぼうけ』

『節約』

などがあります



歴史

紀元前4世紀の医薬署

(古代エジプト)

エーベル・パピルスに


魔力を持ったハーブと記され


チコリを持ち歩くと人生の

あらゆる障害を取り除くと

信じられていました。


また倹約を助けてくれるとも

信じられていました。



成分

チコリにはイヌリンが含まれて

おり、優れた利尿作用を持ちます。


ドイツではメディカルハーブとして

用いられています。


その強い利尿作用は強い

デトックス効果をもたらし

尿酸を排出し、腎臓を保護します。


また脾臓や胆のうも浄化しすが

これらの作用は肝臓を刺激して

行われます。


ダイエット


強いデトックス効果が

体内を浄化します。


脾臓を保護するため血液の

循環を改善します


整腸作用があり、

腸内ガスを排泄させます


以上の効果が基礎代謝を高め

痩せやすい体作りに

貢献すると考えられています


フライパンで弱火で炒めたチコリは

ノンカフェインのコーヒーのような

香りと苦味が楽しめます


ひとりごと


人類が誕生して約50万年

常に飢えと戦ってきました。


江戸時代の4大飢饉では

人口が減少するほどの

餓死者が出ています。


第2次世界大戦中の餓死者数

を除いても(戦闘による死者数

を超えると言われる)


1931年の東北地方の飢饉では

欠食児童や女子の身売りなど

問題が噴出、餓死者も出ています


日本においても

今のような飽食の時代になってから

100年も経っていません


なにが言いたいかですが


人類も進化の過程にある動物です

50万年かけて飢餓状態に備えて

進化してきた体は


食事を効率よく吸収して

体内に脂肪として蓄積する

ように進化してきました


極端な話、あなたの

たぷたぷのお腹周りや

にの腕の脂肪は進化の証なのです


GLP-1作動薬などのダイエットは

進化してきたシステム

を狂わせているわけです


とはいえ


ダイエットは現代人にとって

大問題です


いつかは、これらの先端医療を

うまく活用できるように

なるのだろうと思います


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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