ヒソップ良い香りが愛され、脂肪代謝を促進するハーブ


植物

ヨーロッパ南部~西アジア原産の

紀元前にはすでに地中海全域で

栽培されていました。


ヒソップは日当たりと水はけの

よい石灰質の乾燥した

土壌で育ちます


和名は『ヤナギハッカ』

香りのよさからついた名前で、

ハーブとして利用されますが


紫色のかわいい花を咲かせる

ため観賞用としても栽培

されています。


開花期は5~6月


花言葉は

『清潔』

『浄化』

『犠牲』

などです


英語では

『cleanliness(清潔さ)』

『sacrifice(犠牲)』

です




歴史


もともとイスラム文化圏で

栽培されていたものを

十字軍の遠征によりヨーロッパに

持ち帰られたそうです。


当初はリキュールの風味

づけに用いられ

モンテカッシーノ(イタリア)

の修道院で作られていました


現在でも『ベネディクティン』

というリキュールのブランドが

残っています。


レシピの現存する最古のリキュール

だそうです。


中世ヨーロッパでは虫よけ効果の

あるヒソップを家の中につるしたり

床にまいたり(ストローイングハーブ:

香りのよいハーブを床にまくこと)

して使われていました。


中世の人々はヒソップには

魔除けや厄除けの

効果もあると信じていました。




成分

フラボノイド、タンニン、カンファー

ピネン、1、8シネオールを含みます。


ピネンは痛みをやわらげ、炎症を抑えます

カンファーは肺や気管支などの

呼吸器系感染症に効果を示します。


抗菌作用、抗ウィルス作用、去痰作用

発汗作用、駆風作用などがあると

されています。

ダイエット


ヒソップに含まれるカンファーには

脂肪溶解効果があるとされています。


ヒソップには脂質代謝を

正常にする作用や

肝機能の保護効果


利尿作用はデトックスだけでは

なく腎臓機能を保護し

内臓を強化するといわれています。


筋トレが基礎代謝を高めるのは

筋肉量を増やすからですが


体内の60%の筋肉は内臓など

いわゆるインナーマッスルです


内臓を保護し機能を強化する

ことは基礎代謝を高めるうえで

重要です。


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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