アメリカニンジン 血糖降下作用やストレス耐性を強くして健康的なダイエットを!
植物
アメリカニンジンはウコギ科に属し
米国やカナダといった北米大陸で
栽培されている薬用植物です
かつては北アメリカで広く自生
していましたが、大量に採集されたため
野生のものは非常に稀になっています
現在でも北アメリカ産のものが
最上質とされるため高値ですが
中国でも栽培されています。
歴史
17世紀、中国より
コウライニンジンのすばらしさが
ヨーロッパに紹介されました。
特にフランス人宣教師が書いた
コウライニンジンの論文が有名で
それを読んだイギリス人が
モントリオールの山奥でよく似た野草
が広く自生しているのを発見
論文をイギリスロイヤル協会の
会誌に発表、植物専門家の
検証を受けたところ異なる種
であることが判明しました。
中国でも有名になり、当時
清朝の商人により大量に買い付けられ
中国ではセイヨウニンジン、
カントンニンジンなどと呼ばれ
高値で取引されました
中国では『本草備用』という
中薬(日本でいう漢方薬)の解説書に
1674年に記載された有名な生薬です。
残念ながら江戸時代、鎖国下の日本では
ほとんど知られることのない
生薬となってしまいました。
成分
すでに2回にわたり
コウライニンジンは紹介しました
コウライニンジンと同じジンノサイド
と呼ばれるサポニンを含有します、
強壮作用はコウライニンジンに
やや劣るとされます。
ただコウライニンジンは
体を温めまる作用をもちます。
しかし
アメリカニンジンは解熱鎮静作用
を持ち、ほてり、のぼせがみられる
症状には好まれます。
コウライニンジンと同じく
外的ストレスに対して体の
状態を一定に保つアダプトゲン作用
を持つとされています
Wikipedeia参照
ダイエット
アメリカニンジンには血糖降下作用
ストレスへの耐性を強くする作用
消化管機能の改善作用等
ダイエットに良いとされる
様々な機能を有しています。
特に現代アメリカや中国で
コンピューターストレスや
対人関係ストレスなどの治療に
用いられており
いわゆるストレス太り対策
として有効だと言われています。
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