タイム 世界で最も愛されてきた聖なるハーブ
植物
シソ科の多年草で、
西洋の代表的なハーブ
のひとつです。
原産は地中海沿岸で、
その名はギリシャ語で「勇気」
を意味する「Thymon」に
由来するといわれています。
日本ではコモンタイムを
一般にタイムと呼びます。
開花期は4~6月
花は頂上末端に集中し
白、ピンクまたは紫の花を
咲かせます。
花言葉は
『勇気』
『活気』
『清潔感』
など
歴史
ギリシャ、ローマ人にとって
タイムは優雅さと勇気、
気品を意味するものであり、
「タイムの香りがする」という
表現は誉め言葉として
使われていたそうです。
タイムは入浴剤としても
人気があり男性はお風呂の後に
タイムの葉を胸に
こすりつけていたそうです。
「古代ギリシャ人はお香として
焚くことで神殿や家を清めた」
そうです。
「ローマの戦士たちは力をつける
ためにタイムを入れた
風呂に入った」そうです。
「中世ヨーロッパの貴婦人は
愛する騎士のためにタイムの枝
を刺繍した」服を贈り物にした
そうです
このようにタイムにまつわる
エピソードはたくさん
あります。
古代エジプトでは死体の
防腐処理に使用されて
きた歴史もあり
その抗菌性・防腐性は古来から
知られていたようです。
こうした効果がタイムの歴史を
作ってきたようです。
成分
タイムの主成分は、
フェノール系の
チモール
カルバクロール
その他に
配糖体類
フラボノイド類
p-シメン、
ボルネオール、
サポニン、
タンニン
などを含みます。
「チモール」「カルバクローム」
という成分は殺菌作用がある
とされています。
そのため、消毒薬や歯磨き粉、
うがい薬などにタイムの
精油が使われています。
また、すがすがしい香りや
味わいから、リラックスや消化促進
魚肉類の臭み消しとして
キッチンハーブとしても
としても生の葉が利用
されています。
ダイエット
タイムの成分には抗菌作用や
鎮痙作用、鎮咳作用、
抗酸化作用、
血行を良くする作用などがある
と言われています。
この血行促進効果が
ダイエットのポイントです。
冷え症は代謝を悪くしてしまい
ダイエットの大敵です。
体全体の働きを促進して
くれるので、
疲労回復にもなります。
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