ヒース 他のハーブたちのにおいや味を改善、ブレンドしてダイエットに!
ヒースはすでに一度紹介しました。
植物
ヒースは繊細な枝に小さな花が
びっしりと咲くため、株全体を
見るとにぎやかな印象を受けます。
一つ一つの花も可憐で
個性豊かです。開花期は
種によりさまざまで色は
赤、ピンク、レンジなど
ヒースは、イギリスや
アイルランドの農耕に向かない
痩せこけた荒地のことを
指す言葉です
寂しく孤独な土地という
意味合いから、
ヒースの花言葉は
『孤独』
『謙虚』
『博愛』
などです
歴史
ヒースはイギリスなどにみられる
ヒースランドと呼ばれる広大な
荒れ地一面に生い茂る植物です。
古来より屋根を葺いたり、ベッドの
代用としたり、スコッチウィスキー
の原料になったりと、、、、、
使われてきました。
サイモンとガーファンクルの歌に
「スカボロー・フェア」という
美しい唄があります。
元歌はスコットランド民謡の
「エルフィン・ナイト」
ヒースランドの荒涼とした大地の
物がなしさと別れた恋人を
ひたすら待ち続ける男の悲哀を
唄っています。
歌詞のなかでヒースは
「恋の妙薬」として知られる
ハーブたちを束ねる役目がある
とされています。
実際、不思議なことに
強い匂いや苦味のあるハーブに
混ぜて飲むとその嫌な
匂いや味を消してくれます。
成分
ヒースの花にはアルブチン
という成分が豊富に含まれており
シミやそばかすの原因となる
メラニンの生成を阻害します。
美白・美肌効果があることはよく
知られており、パックやローション
などにも利用されています。
また、ヒースの花にはミネラル
もたくさん含まれており、
利尿作用や殺菌作用があることから、
泌尿器系の感染症の治療にも
使用されます。
さらに尿酸の排出を促すため、
痛風やリウマチなどにも
効果があり、腎臓機能不全の
改善にも有効であるといわれています。
また尿路結石の予防にも利用されます。
ダイエット
恋の妙薬たちを束ねる
ハーブですが
現在美容に興味のある方々から
注目が高まっているハーブです。
ヒースの花や葉にあるアルブチン
という成分の美白効果が
その理由です。
ハーブティーとして飲んだり、
化粧品として使うなどの
応用がされています。
また、ヒースには抗菌、利尿作用
もあるため、美容目的のダイエットに
欠かせないデトックス作用を
持つとされています。
さらに便秘解消の作用も
ダイエットに重要な作用です。
味はほとんどありませんが。
どんなハーブの嫌な味も
消してくれるといわれています。
他のハーブはもちろん、
紅茶やお茶などにブレンドして
飲むというのもお勧めです。
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