キク  食用や菊花茶など日本生まれの健康食品の元祖!


植物


キク科キク属の多年草

多くの品種があるが

日本人が一般的にキクというのは

和菊と呼ばれます。


和菊は日本で観賞用に

品種改良されたもので

もとは中国から伝来しました。


開花期は品種により異なりますが

観賞用の家菊は10~11月頃

白、ピンク、オレンジの花を

咲かせます。


花言葉は

『高貴』

『高潔』

『高尚』

など


歴史


菊は桜と並んで日本人に

とって特別な存在の花


散る際の潔い桜に比べ、

寒さに耐えて咲き続ける

菊は対照的な存在です。


伝統芸能『能』にも

菊の花の露を飲んだ少年が

700年も生き続け仙人になる

など物語があり


日本人にとって菊は

長寿の象徴のようです


中国の薬草書『神農本草経』

には若さを保つくすりとして

掲載されています。


ヨーロッパでは人気のない

菊でしたが、明治以降

お葬式に使う菊の習慣が

欧米にも広がりました。




成分


風邪や悪寒、解熱作用や

眼精疲労や高血圧の改善

効果もあるといわれています。


ビタミン、ミネラルを豊富に

含み食物繊維が豊富で

カロテン、カリウム、リンを

多く含みます。


圓光大学(韓国)のJong Min Baek,等

は菊花茶が骨粗しょう症の治療に

役立つことを報告しています。

(Jong Min Baek et.al. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine  2014 1-13)


ハーブティーとしては

菊花茶が有名です。


ダイエット


ダイエットに関する菊花茶の

解説は日本語サイトには

ありましたが元文献は

みつかりませんでした。


でも、紹介します。


菊花茶に含まれる

クロロゲン酸とイソクロロゲン酸は、

動脈硬化などの生活習慣病を

引き起こす元凶となる

悪玉コレステロールの低下、

中性脂肪を低下させる

そうです。


一般的な話しでは


リラツクス効果は

ダイエットの大敵

ストレスを撃退


デトックス効果は

毒素を体内から排出して

むくみをとります。


以上菊花茶のダイエット

効果について考えてみました。


薬の千夜一夜物語 漢方薬編

ヨーロッパでは漢方薬のようにハーブを処方箋薬として使います。 インドにはアーユルベーダを利用した医学があります。 日本の漢方医学は中医学とは異なり西洋医学の考え方を織り込んだ漢方薬です

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